「インストール - GitLab」の版間の差分
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curl -sS https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab- | curl -sS https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash | ||
# Raspberry Pi | # Raspberry Pi |
2020年7月21日 (火) 23:35時点における版
概要
GitLabとは、ソフトウェア開発支援環境のことで、GitHubのようなサービスを社内等のクローズド環境に独自で構築できるGitリポジトリ管理システムである。
同様な機能を提供する製品として、次のようなものが存在する。
- GitBucket
- Gitblit
- Gogs
依存関係のライブラリとソフトウェアのインストールと設定
GitLabのインストールに必要な依存関係のライブラリやソフトウェアをインストールする。
# CentOS sudo yum install curl policycoreutils-python openssh-server # SUSE sudo zypper install curl openssh # Raspberry Pi sudo apt-get install curl openssh-server ca-certificates apt-transport-https curl https://packages.gitlab.com/gpg.key | sudo apt-key add -
SSHサービスを自動起動に設定する。
また、ファイアウォールの設定において、HTTP、HTTPS、SSHのポートを開放する。
sudo systemctl enable sshd sudo systemctl start sshd sudo firewall-cmd --permanent --add-service=http sudo firewall-cmd --permanent --add-service=https sudo systemctl reload firewalld
次に、Postfixをインストールする。
Postfixのインストール中に、設定画面が表示される場合がある。この時、[インターネットサイト]を選択して、[メール名]にサーバの外部DNSを使用する。
もし、追加の画面が表示されたら、[Enter]キーを押下してデフォルトを受け入れる。
# CentOS sudo yum install postfix # SUSE sudo zypper install postfix # Raspberry Pi sudo apt-get install postfix
Postfixサービスを自動起動に設定する。
sudo systemctl enable postfix sudo systemctl start postfix
別のソフトウェアおよびサービスを使用してメールを送信する場合は、この手順をスキップして、GitLabのインストール後に外部SMTPサーバを構成すること。
GiLabのインストール
GitLabのリポジトリを追加する。
# CentOS curl -s https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash # SUSE curl -sS https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/gitlab-ce/script.rpm.sh | sudo bash # Raspberry Pi sudo curl -sS https://packages.gitlab.com/install/repositories/gitlab/raspberry-pi2/script.deb.sh | sudo bash
次に、GitLabをインストールする。
https://gitlab.example.comを、GitLabのインスタンスにアクセスするURLに変更する。
インストールにより、そのURLでGitLabが自動的に構成および開始される。
httpsプロトコルを使用する場合、GitLabは自動的にLet's Encryptで証明書を要求する。これには、内部向けのHTTPとホスト名が必要である。
また、独自の証明書を使用することも、httpプロトコルを使用することもできる。
# CentOS sudo EXTERNAL_URL="https://gitlab.example.com" yum install gitlab-ce # SUSE sudo EXTERNAL_URL="https://gitlab.example.com" zypper install gitlab-ce # Raspberry Pi sudo EXTERNAL_URL="https://gitlab.example.com" apt-get install gitlab-ce
GitLabのログイン
最初にGitLabにアクセスすると、パスワードのリセット画面が表示される。
初期設定の管理者アカウントのパスワードを入力する。(初期設定のアカウントのユーザ名はroot
である)
インストールと構成の詳細な手順については、こちらのドキュメントを参照すること。
GitLabの購読
メールサブスクリプション設定センターにアクセスして、いつ連絡するかを設定する。
明示的なメールポリシーがあるため、メールの送信内容と送信頻度を完全に制御できる。
月に2回、新機能、統合、ドキュメント、開発チームからの裏話等のGitLabニュースが送信される。
バグやシステムパフォーマンスに関連する重要なセキュリティアップデートについては、専用のセキュリティニュースレターに登録する。
※注意
セキュリティニュースレターを購読しない場合、セキュリティアラートが受信できない。
サインアップ制限とサインイン設定
GitLabのサインアップ制限とサインイン設定を構成する。
GitLabのインスタンスを保護するため、推奨プラクティスを検討する。