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2020年10月11日 (日) 23:21時点における版

概要

LinuxをUSBメモリにインストールする場合、多くはLive USBを作成して起動することを意味している。
しかし、Live DVDは、作成したファイルが保存できないので不便である。

ここでは、LinuxがインストールされたUSBメモリを作成する方法を記載する。

※注意
LinuxをUSBメモリで使用するには、読み書き速度の速いものを使用する必要がある。


Live USBの作成

LinuxをUSBメモリにインストールするには、ドライバが充実しているLive DVDを使用するのが便利である。

SUSE上でLinuxのisoファイルをUSBメモリにインストールするには、SUSE Studio Imagewriter(以降、Imagewriterという)を使用する。
Imagewriterをインストールするには、以下のコマンドを実行する。

sudo zypper install imagewriter


Windows上でLive DVDをUSBメモリにインストールするには、Universal USB Installerを使用するとよい。

※注意
UNetbootin 625を使用してCentOSをUSBメモリにインストールした場合、作成したUSBメモリでは起動しなかった。


LinuxをUSBメモリにインストール

Live DVDで起動したLinuxから実行するインストーラでは、通常はHDD / SSDをインストール先としているが、
手動でインストール先にUSBメモリを指定すれば、LinuxをUSBメモリにインストールすることができる。

HDDおよびSSDが/dev/sda、Live DVDのドライブが/dev/sdb、USBメモリが/dev/sdcにマッピングされる場合、
Linuxのインストール先として/dev/sdcを選択する。


注意点

DELL PCを使用する場合

BIOS設定画面にて、SATAモードを以下に示すページの通りに設定すること。
DELL - SATAモード

同様に、BIOS設定画面にて、Secure Bootを無効にすること。